野田家

野田家の奇妙な日常

納豆オン・ザ・サン

朝起きると

ダイニングテーブルのいつもの席で
1歳になる息子が朝ごはんを食べている。

おはよう
と言うと

満面の笑みで
僕を幸せな気持ちにさせてくれる。

 

しかし、この日はいつもと少し違った。

荒れている。

飛び散った米粒。
垂れ流しの味噌汁。

そして、納豆にまみれた笑顔。

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息子は納豆が好きなのだ。

 

納豆
確かに栄養的にも優れた良い食物だ。
しかし、臭い。

離れていても漂う納豆臭。

納豆オン・ザ・サン

 

出勤前に
息子の頭をなでた


糸をひく手

納豆と愛情のはざまで揺れた。